症状

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に気道が狭くなったり、塞がれたりして「いびき」や「何度も呼吸が止まる」病気のことです。
これにより深い睡眠がとれず、日中に強い眠気を感じ、居眠りをする、集中力が低下するなどの症状を認めることがあります。また、インポテンツや起床時の頭痛、口の渇きなどを訴える方もおられます。
睡眠時無呼吸症候群は心臓病や高血圧、糖尿病などの生活習慣病の合併や悪化の可能性があります。重症の睡眠時無呼吸症候群の方が適切な治療がなされていない場合は10年後の生存率が適切に治療されている方と比較し、63%まで低下するとの報告もあります。早期の診断と適切な治療が必要です。

睡眠時無呼吸症候群の症状 図表