リベルサスとは？
リベルサスとは、2型糖尿病の治療薬として使われる飲み薬です。
消化管ホルモンであるGLP-1の働きを補う「GLP-1受容体作動薬」で、もともとは注射しかありませんでしたが、リベルサスは世界初の飲み薬として近年日本でも販売開始されました。リベルサスは、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きを促進するだけでなく、胃腸の働きを調整して食欲を抑えることができるため「痩せ薬」と呼ばれ、手軽にできるメディカルダイエットとして注目を集めています。
リベルサスの特徴
もともと人の体で作られる消化管ホルモンのGLP-1が、「おなかいっぱい」という信号を脳に送ることで、食べすぎを防ぐことができ、ストレスなく食事制限ができます。
さらに、GLP-1には胃酸の分泌や蠕動を低下させる効果があり、胃に食べ物が長時間とどまりやすく、ゆっくり消化するので、満腹感を感じやすくなり、自然と食事量を減らしていくことができます。
また、褐色脂肪細胞に働きかけ、痩せやすい体質へと導いてくれます。
こんな方におすすめ
- ☑手楽に自宅でダイエットしたい方
- ☑食欲を抑えるのがトレスに感じる方
- ☑外科手術などで痛い思いをしないで痩せたい方
飲み方
1日1回1錠を内服します。
光や湿気に影響されやすいので内服直前に取り出すようにしてください。
起きてすぐなどの胃の中に食べ物や飲み物が入っていない空腹時に、コップ半分の少量（120ml以下）のお水で内服してください。
リベルサスは、胃の中の食べ物や飲み物の影響を受けやすく、効果が低下してしまうことがあります。内服後すぐに食べたり飲んだりせず、30分以上は飲食を避けてください。
もし飲み忘れてしまった場合でも、翌日に2錠飲むことなく、1日1錠を守りましょう。
施術概要
| 所要時間 | 体重減少の効果を感じるタイミングには個人差が大きく、早い人だと1か月、通常は3～4か月かかることがあります。 |
|---|---|
| ダウンタイム | 特になし |
| 痛み | 特になし |
| 副作用・注意事項 | 低血糖（脱力感、倦怠感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい、嘔気、視覚異常等）、急性膵炎、胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸などが生じることがあります。 膵炎の既往歴のある患者、重度の胃腸障害のある患者、妊娠中や授乳中、2か月以内に妊娠を希望する女性は内服できません。 |