医療ハイフとボトックスの違い

ハイフの施術特性

医療ハイフ

医療ハイフ(High-Intensity Focused Ultrasound)は、強力な超音波を皮膚の深部まで到達させ、老化の兆候を改善する非侵襲的な治療法です。
超音波エネルギーは、皮膚の深層にまで届き、コラーゲンの生成を促進します。
新たに生成されるコラーゲンは、皮膚の状態改善やシワの軽減に効果的です。

このような方におすすめ

ハイフは、とくに以下のような方におすすめです。

  • 顔全体のたるみや深いシワが気になる方
  • 手術を行わずに自然な方法で肌を引き締める効果を求める方
  • 長期間にわたる肌の改善を求める方

この施術の一番の魅力は、一度の施術で効果が6カ月程度持続する点にあります。

ボトックスの施術特性

ボトックス

ボトックスは、筋肉の動きを一時的に抑制することで表情ジワを改善する治療法です。

眉間・額・目尻のシワ(カラス足)や、エラの貼り、食いしばりの強い方の対策にも使用されます。

このような方におすすめ

ボトックスは、以下のような方におすすめです。

  • 表情によってできるシワ(表情ジワ)が気になる方
  • エラの張りや食いしばりが気になる方
  • ダウンタイムの時間が取れず、すぐに効果を実感したい方

比較表

医療ハイフ ボトックス
最適な症状 肌のたるみ、ほうれい線、シワなどの深い皮膚の変化に対する治療 表情ジワ、特に眉間のシワ、額のシワ、目尻のシワの改善
エラの張りや食いしばりの解消
施術時間 30分から1時間

※部位や施術範囲により異なります

10分から30分

※注射部位の数によります

持続期間 大体3-6ヶ月。

※この期間内に再施術すると、新たなコラーゲン生成の影響でより効果を得られます。

筋肉の動きを抑制する効果は一時的で、通常は3-6ヶ月で再施術が必要
ダウンタイム 最小限~なし

※一部の人には、軽度の赤みや腫れが出る場合があります

ほとんどなく、施術直後から通常の生活に戻れます
痛み 施術中の熱感や軽度の痛みを感じることがある人もいます 針を使うため軽度の痛みがあるものの、短時間で終わります
費用 一般的に、一部位あたり数万円程度。
※施術部位やクリニックにより異なります。
比較的安価で、地域やクリニックによります

ハイフとボトックスのどちらがおすすめ?

カウンセリング風景

一般的にしわ・たるみ治療としてよく名前が挙がるハイフとボトックスですが、それぞれ異なる特性を持っております。
全体的にエイジングケアで中長期に顔の引き締めをしていきたいといった方には医療ハイフがおすすめです。
一方で特定のしわを解消したい方にはボトックスがおすすめです。

それぞれの施術は部位やシワに対して効果が発揮されますので、組み合わせて使用することで更に大きな効果が期待できます。
ハイフで肌のたるみや深いシワを改善し、ボトックスで表情ジワを緩和することで、全体的に若々しい印象を取り戻すことが可能です。

また、小顔効果を目的とするのであれば、お顔のたるみが原因であれば医療ハイフ、エラの張りが原因であればボトックスがおすすめです。

両方を同時に行う場合は、適切なタイミングと順序を専門家と相談するようにしましょう。
施術方法や組み合わせを選択する際には、自分の肌の状態や期待する結果、ライフスタイルを考慮してください。
また、選んだ施術が自分にとって最適なものであることを確認するためには、専門的な医療アドバイスを受けることをおすすめします。

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記事監修者

リブ再生クリニック
院長 住吉 公洋

医師のカウンセリング風景

【経歴】

  • 某国内一部上場企業に入社、研究開発に関わる
  • その後、人に寄り添いながら人の役に立ちたいと医療の世界へ、岡山大学医学部で学ぶ
  • 2005年 初期臨床研修
  • 2007年から岡山大学病院麻酔科蘇生科及びその関連病院勤務
  • 手術麻酔や集中治療、救急医療等にたずさわり、人の命の重さや、さまざまな困りごと悩みごとと向き合う
  • その間、夜間救急外来での診療や、美容皮膚科・美容外科クリニックでの診療を経験
  • 長く勤めた中四国を離れ、北海道の病院、東京・大阪の心療内科クリニック勤務
  • 2021年、自身の求める「"より幸せに生きたい"という願いを支援する診療」の実現へリブ再生クリニック開院